【弁護士が教える効率的勉強法】導入編~考え方はRPGのレベル上げと同じ~

「効率的に勉強したい」

これは、試験のジャンルを問わず、誰しもが考えることです。

しかしながら、勉強のやり方そのものを教えてもらえる機会はあまりありません。

そこで、本ブログでは、今後、シリーズ的に、私が考える、効率的な勉強方法についてまとめていきたいと思います。

なお、私自身は、以下のような、ADHDの特質を持っています。

  • 他人が視野に入るところでは集中できない
  • 期限に余裕があると真剣に取り組めない
  • 成果に直結する実感がないと内容が定着しない

しかし、現在までに、以下のような成果を挙げてきました。

  • 高3の10月に選択科目を日本史に変更→大学センター試験で89点。
  • 高3の11月時点でセンター英語模試120点前後→本番190点。
  • TOEIC公式問題集初見400点前後→6週間後に一発で845点。
  • 司法試験受験の半年前に選択科目を変更→現役合格。

読む方によっては、特筆すべき結果ではないと思われる方もいると思いますが……。

自分なりの勉強法について考え抜いてきた僕の経験が、みなさんのお役にたてば幸いです。

シリーズ第一弾となる本記事では、導入編として、勉強方法に関する考え方に触れたいと思います。

適切な勉強方法はみんなバラバラ

いきなり、読む気をそぐようなタイトルで恐縮です。笑

が、これは事実で、どんな人、どんな試験にも適合する勉強法というものはありません。

適切な勉強方法というのは、目指す試験の難易度、内容が違えば当然に変わってきますし、試験までの残り期間、もともと持っている記憶力といった点によっても全く変わってきます。

本ブログでは、「どんな試験でもテキストを7回読めば合格できる」みたいな、個々の事情を度外視した「勉強法」そのものではなく、自分の目標・能力に合った勉強法の探し方を提案していきます。

極意は「常にゴールまでの最短距離を意識する」こと

適切な勉強方法を編み出す極意があるとすれば、それは、

「常にゴールまでの最短距離を意識する」

という点に尽きます。

「そんなことは知っているけど、どうやって実践したらいいのかがわからないんだよ!」

そんな方もご安心ください。

本ブログでは、「動機付け→情報収集→実践→検証」という4つのステージに切り分けて、具体的な実践方法を示していきます。

ただ、今回は、導入編として、ひとつ、勉強方法についての考え方を示しておきたいと思います。

考え方はPRGのレベル上げと同じ

僕、ドラクエとかRPGをよくやるんですが、個人的に、勉強ってRPGのレベル上げによく似ていると思います。

RPGでは、「ラスボスを倒す」という最終目標のもと、敵を倒して経験値とお金を稼ぎ、レベルアップしながら装備を充実させていきます。

ゲームを始めて間もない段階では、まず、始まりの村の周りのスライムを倒して、経験値とお金を稼ぎます。

無理をして、始まりの村から離れたエリアで強い敵に戦いを挑むと、パーティを全滅させられるか、そうでなくても、大きなダメージを負い、結局、始まりの町の宿屋まで戻ってくる羽目になりかえって時間と労力をロスしてしまいます。

しかし、レベルが上がり、装備も充実してくると、スライムなんかをちまちま倒しているよりも、少し先のエリアにいる強い敵を倒したほうが効率的に経験値とお金を稼ぐことができるようになります。

私たちは、合格に向かって前進している限りは、常に、レベルアップするとともに装備を充実させていきます。そんな中で、当初採用した勉強方法が最後まで効率的な勉強であり続けるはずがありません。

これ、意外に見落とされがちですが、とても重要です。

多くの人は、たとえば、「この本を最後まで読む」と決めて本を読み始めると、どんなに苦痛でも、「いったん決めたのだから、最後までやりきらないと……」という呪縛にとらわれ、いつのまにか、「その本を最後まで読むこと」自体が目標になってしまいます。

これは、言ってしまえば思考停止型の「さぼり」にほかなりません。

僕の場合、司法試験に関しては、10日以上同じ勉強方法を継続したことはなく、常に勉強方法を変更していました。いったん、「この本を通読しよう」とか「ノートをまとめよう」とか思っても、途中で、その効率性に疑問を感じたら、迷わず、他の本を読み始めたり、ノートづくりを放棄してほかの勉強法を試したりしていました。

「はじまりの町の周辺でレベル99までレベル上げしてみた」

みたいな状況に陥っていないか常に自問自答を続け、より効率的にレベルアップできるエリアがあるのであれば、目標達成をすること以外のこだわりは捨てて、躊躇せず餌場を変えてください。

もちろん、どこかで、しんどくても何かをやりきらないといけないタイミングというのはあります。

ただ、「とにかくがむしゃらにやる」という思考停止型のさぼり方があること、このトラップにはまって挫折していく人が思いのほか多いという点だけは、この時点で、肝に銘じておいてください。

次回は、第1ステップの動機付けについて書いていきます。